愛とセックスとお金 × 男/女(らしさ)


Posted on Nov 7



最近読んだ・観た作品いくつか。

草食系男子という、もはや死語となったこの単語は、男らしさと意味を拡張すると社会学でもオーソドックスなテーマとなります。最近ハマっていた海外ドラマ SUITS も典型的なその一例のようで、いわゆるマッチョでハイクラスの男性と対比させる、颯爽と自転車で街を動き回るややギークでなよっとした青年は、おそらく格好よさの新しいタイプ(というより多様性の存在)を提示するものでしょう。

期待せずに Hulu で流し始めた「愛とセックスとセレブリティ」は、想像よりも随分とおもしろく、映画分析に向いている素直な構造が見てとれました。女らしさ、女であるが故の夢見がちな甘えを恐ろしくも描き出している「(500)日のサマー」と対比させて観ると面白そう。それにしても、YouTubeでその場で映画本編を観ることができるシステム、手軽でとてもいいですね。



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